【お金持ちの習慣が身につく「超」心理学】を読んでみて。【読書】
オーディオブックで聴きました。
お金持ちになるための考え方が書かれています。
著者の体験談というよりは、心理学の文献を背景とした内容です。
主な内容を抜粋して紹介したいと思います。
第1章 お金持ちになるにはこの発想が決め手だ
◯失敗は他人ではなく自分のせいにしよう、そうすれば改善点が見えてくる
◯自分のことをまだまだ若いと信じる
第2章 お金持ちがこっそりやっている「努力の方程式」
◯才能にあぐらをかかず、努力を怠らない人が勝つ
◯努力したからといって、成果を求めすぎるのはよくない。いつか芽が出るを信じる。
もう十分だと思ったところから、さらに踏み込んで努力する。100%ではなく150%の努力する。
◯仕事も楽しむ。
◯他人より、過去の自分をライバルとして戦う
第3章 これがお金持ちへのステップだ
◯主体的な行動 ×やらされている ◎この仕事は自分のためになる
◯ノルマ以上にやってこそ実力がつく
◯失敗に慣れろ、失敗したらすぐに立ち上がろう
◯上手くいったときこそ、理由を分析しよう
◯謙虚さを忘れない、腰を低く
第4章 お金持ちのコミュニケーション能力を身につけろ
◯人前だけでも、明るい性格で振る舞う
◯コミュニケーション能力は、自分で磨こうと思わない限り伸ばせない、場数を踏む
まずは人に話しかける、大きい声で話すことから
◯共感が大事。共感しているそぶりだけでもOK
第5章 お金持ちはギャンブル・投資をこう考える
◯そもそもギャンブルはしない。やるとしても競馬、競艇などある程度予測できるもの
◯大事なのは逃げること。儲かったらさっさと逃げる。引き際が肝心。
こんな感じのことが書かれております。
まあ目新しいことは特にないわけですが、知識を再確認できるといった感じでしょうか。
気になった方はamazonのリンク貼っております。
では、また。ノシ
【その悩み、哲学者がすでに答えを出しています】を読んでみて。【読書】
いつものごとく、kindleで読みました。^ ^
一般的な悩みはすでに昔の人が解凍してくれている〜という本ですね。
ぶっちゃけ、個人的には面白くなかったかな・・・という感じです。
うん、微妙でした。
その中でも少し印象に残った部分を書いていきます。
<仕事編>
◯将来、食べていけるか不安
⇨アリストテレスの回答
将来の目的や計画を一旦忘れ、今この瞬間やるべきこと、やりたいことに熱中せよ
い結果とは、プロセスを楽しんだお釣りのようなものだ
◯やりたいことはあるが、行動に写す勇気がない
⇨デカルトの回答
困難を分割せよ
小さなゴールを達成すると弾みがつき、また次のゴールへ向かうことができる
<自意識・劣等感編>
◯緊張してしまう
⇨ブッダの回答
「瞑想」で心を鍛えよう。「悩む人」から「悩みを観察する人」になろう。
◯他人と自分を比べてしまう
⇨チクセントミハイの回答
ステータスではなく、パフォーマンスで見ていく視点
学歴やら身長やらではなく、行動(何をしているのか)で判断する
<人間関係>
◯友人から下に見られている
⇨アドラーの回答
課題の分離…どこまでが自分の課題で、どこからが他者の課題なのか見極め、冷静に線引きする
「下に見られること」を自分の課題であるかのように思うのが問題
こんな感じで、悩みについて答えが書いてある本ですね。
だいぶはしょったので、この記事だけ見ても??ってなるかと思いますが…
他には<恋愛・結婚><人生><死・病気>についてもあります。
今回の本の紹介は以上です。
では、また。ノシ
【やり抜く人の9つの習慣】読んでみて【ハイディ・グラント・ハルバーソン】
メンタリストDaiGoさんがお勧めしてしていたので、読んでみました。
この本、めちゃくちゃサクッと読めます。
1時間以内で全部読めます。
さすが、「やり抜く」をテーマにした本なだけあって、読み切りやすくなってますね。
だって、やり抜く力をつけたくて手に取った本を、読みきれなかったら、その時点でやり抜くことができてない訳ですからw
読みやすくなっている訳です。
さて、タイトル通り、9つの習慣について書かれているわけで、まとめると、
1 目標に具体性を与える
2 目標達成への行動計画を作る
3 目標までの距離を意識する
4 現実的楽観主義者になる
5 「成功すること」に集中する
6 「やり抜く力」をもつ
7 筋肉を鍛えるように意志力を鍛える
8 自分を追い込まない
9 「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
以上の9つになりますね。
個人的に良いと思った、色つけした2つの項目について、紹介したいと思います。
◯目標に具体性を与える
これは、例えば「やせる」とか、「運動する」といったような、
あいまいな目標を立ててもダメだよ、ということですね。
より具体的に、
「5キロやせる」、「月曜日の朝に運動する」のように、
数値化したり、時間を決めたりして詳しい目標を立てると、
達成率が上がります。
◯「やめるべきこと」より「やるべきこと」に集中する
これは、「〜をやめる」という目標は達成されない、という話です。
例えば、「やせるために甘いものを食べるのをやめる」「タバコをやめる」といった
目標では、うまくいきません。
人は、そんなに簡単に欲望には勝てません。
(簡単に欲望に勝てるなら、誰しもダイエットに成功してますよね…)
しかし、人は「自分は欲望に勝てるだろう。タバコも明日から我慢できるはずだ」と、
意志力に頼って目標を達成しようとしてしまいます。
これではいつか挫折してしまいます。
そうではなくて、やるべきことに視点を向けて目標を立てると良いのです。
「甘いものを食べない」ではなく、
「甘いものを食べたくなったら、ガムを噛む」
「タバコを我慢する」ではなく、
「タバコを吸いたくなったら、外をジョギングする」
のように、代わりとなる行動を用意しておくのです。
これなら、できそうですよね。
行動が決まっていれば、人は動きやすくなるのです。
ただ漠然と「我慢する」などという目標は、守られません。
このようなためになる内容が書かれている本です。
気になった方のために、リンクを貼っておきます。
では、また。ノシ
『30年分の経済ニュースが1時間で学べる』を読んでみて。【崔真淑(さいますみ)】
経済の本です。読みやすいところと難しいところがありました。
第1章は「世界経済の動き」についてです。
個人的には興味がないのでパパっと流し読み程度。
第2章は「日本経済の動き」についてです。
バブルやアベノミクスなどの解説です。
第3章は「日本企業の盛衰」についてです。
コンビニやトヨタの経営などの解説です。
第4章は「令和の日本が抱える問題」についてです。
非正規社員の増加、人口減少、年金制度など関心の高い話が出てきます。
第5章は「デジタル覇権」についてです。
ここも興味深く、GoogleやAppleなどの企業、動画ビジネス、クラウドファンディングなどIT関連の話です。
個人的に面白かったのは第4章と第5章ですね。
本書の傾向としては、専門書というよりは初心者向けに概要を解説してくれている感じなので、誰でも手に取って読みやすいと思います。
(タイトルからそんな感じは受けますが。)
ただ、一応断っておくと、タイトルにあるように、
「1時間」では読めませんwww
時間を気にせずゆっくり読んでくださいね。
経済の今の流れ、今後の見通しをもつことは、とても重要です。
未来のことは誰にも分りませんが、情報を持っている方が有利に決まっています。
例えば、「5G」について皆さんは説明できますか?
知っている人と知らない人では、将来的に収入などで差ができるかもしれません。
情報があってある程度未来の見通しが持てれば、勝負に出ることもできるのです。
ぜひこの本に限らず、本を手に取って知識をインプットしていきましょう!!
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では、また。ノシ
『最後の医者は雨上がりの空に君を願う』を読んでみて。【二宮敦人】
amazonのプライム会員が無料で読めるようになっていたので、読んでみました。
5〜6時間くらいかけて、読みました。
主要人物として、医者が3人出てきます。
その3人は、医学部時代からの付き合い。
<医者の紹介>
①病院の副院長を務める福原先生。院長の息子。
熱血的なタイプで、どんなに重篤な患者でも、奇跡を信じて治療を続ける精神の持ち主。必ず患者を救いたい。できることはどんな手でも打つ。
②桐子先生。
福原とは対照的に、冷めている姿勢を貫いている。
無理に延命治療をするよりも、患者がしたいことをできるように時間を使い、この世を去ってもらう方がいいと考えている。そのことを患者にも直接話し、同意した患者が治療を中断して家で過ごすこともある。辛い治療に耐えるだけより、死に向かっていくのを尊重している。
③音山先生。
考えが対照的な二人の仲裁役。二人を尊重している。
ある患者(第2章で出てくる)との出会いをきっかけに、二人とは違う、医者として自分にしかできないことに気づく。
ストーリー
第1章
サラリーマンの死。白血病。最後まで抗がん剤などで闘ったが、妻と子どもを残してこの世をさってしまった。
第2章
女子大生の死。音山が担当だった。ALSという病。筋肉がどんどん弱っていき、しまいには呼吸さえもできなくなる。「患者と一緒に悩む」ことは、福原にも桐子にもでいない、自分の長所だと気づく。
第3章
ある医者の死。ここは物語のクライマックスに関わるため、記述は避けます。
気になる方は、ぜひ読んでみてください。ある医者とは、そうです。
上で紹介した3人のうち誰かです。
今回はこの辺で。
では、また。ノシ