『学びを結果に変えるアウトプット大全』を読んでみて
これまた、U-NEXTの余っていたポイントで電子書籍として購入。
1450ポイントで買いました。
筆者の樺沢紫苑(かばさわしおん)さん、書店でたまに名前を見かけることがあったので、気になって読んでみました。
印象に残っている点を紹介したいと思います。
私たちは普段、インプットが多くアウトプットが少ない
通常、特に意識しないで生活していると、インプット:アウトプットが8:2くらいの割合になってしまう。これでは、わかったつもりになっているだけ。
黄金比はインプット:アウトプット=3:7
インプットの倍以上、アウトプットする必要がある。
ちなみに、アウトプットとは何なのか?
「話す」「書く」「行動する」ことが、アウトプットになるそうです。
逆に、聞いたり、読んだりするのはインプット。
アウトプットしているのに、成長しないわけ
成長を感じられないときには、フィードバックが必要。
4つのフィードバック方法
(1)長所伸展と短所克服
新しい話ではありません。得意なことをさらに伸ばしながら、苦手なことを克服していく意識を持つことです。ただし、苦手なことに取り組むには精神的なエネルギーが必要ですから、まずは得意なことを伸ばすほうから始めることをおすすめします。
(2)広げると深める(勉強の2つの軸)
何かを発展させるとき、それは「広げる」か「深める」かしかありません。義務教育段階では、いろんな教科(国語・算数・社会・理科・体育・図工・音楽など)を学ぶわけですが、高校や大学に行くと、自分の専門分野(農業・工業・法律など)について深く学びますね。
まずは興味のある事柄について広く情報を収集し、その中で「これだ」と感じたものについてわらに深く追及することが大切です。
(3)なぜ?を解決する
勉強していると、必ず「なぜ?」という疑問が出てきます。それをほったらかしにせずに、解決しましょう。
ネットで調べるので構いません。私も、よく疑問があると、些細なことでもネットで検索するようにしています。
(4)人に教えてもらう
疑問については、その道に明るい人に教えてもらうという手もあります。教えるのが嫌という人はめったにいないでしょうから、(逆に、喜んで教えてくれる人がほとんどです)、詳しい人にどんどん聞きましょう。
ここまでにします。本当にさわりの部分しか紹介できませんでした。
読んでみての全体的な印象は、「アウトプットについての辞書」的な感じです。
そこまで目新しい内容は少ない気もしましたが、「アウトプット」について知りたい人は、手に取ってみてください。
では、また。ノシ